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— COLUMN / 文化・歴史

クラフトサケの波——日本酒の新しいフロンティア

LAGOON BREWERYが象徴するクラフトサケムーブメント。従来の日本酒とは何が違うのか。

2026年2月24日

「クラフトサケ」という言葉が日本酒業界で広がりを見せている。従来の清酒の枠組みを超え、クラフトビールのような多様な副原料や製法で醸す「その他の醸造酒」としての日本酒的な飲料だ。

清酒免許の壁

日本では清酒の製造免許は厳しく制限されており、新規取得は事実上不可能に近い。しかし「その他の醸造酒」としての製造免許なら取得できる。この枠組みを使い、米を主原料にしながらフルーツ・ハーブ・野菜などを加えた「クラフトサケ」が生まれた。

LAGOON BREWERYの挑戦

新潟県新潟市北区の福島潟畔に2021年に生まれたLAGOON BREWERYは、クラフトサケの先駆的存在だ。自然栽培米・クロモジ・トマトなどを使った実験的な醸造で、「翔空」ブランドを展開している。蔵に隣接するカフェで試飲・見学ができる体験型の蔵としても注目されている。

日本酒の未来形として

クラフトサケは「日本酒とは何か」という問いを投げかける。伝統と革新の間で、日本の酒文化はどこへ向かうのか。答えはひとつではない。多様な方向性が共存する現代の日本酒シーンは、かつてない豊かさを持っている。

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